らせ
2023.06.20
トピックス

特色データ作成ガイド(オンデマンド用)

特色トナーを採用したオンデマンド機(RICOH Pro C7200)を導入しました。
現在「クリア」「ホワイト」「ゴールド」「シルバー」の4色の特色に対応しております。

  • 一度に印刷が可能なのは、[CMYK(プロセスカラー)4色]+[特色1色]の 計5色 です。
  • 特色を2色以上使いたい場合は、2回印刷する必要があります。(若干の版ズレが生じます。)
  • 特色の刷り順は、基本的にCMYKの後になります。

こちらでは、特色トナーに対応した入稿データの作成方法をご案内します。

データ作成の準備

まずは、特色(クリア、ホワイト、ゴールド、シルバー)を使用するために、特色のスウォッチを作成します。
Adobe Illustratorでの操作案内になりますが、基本的な操作はAdobe InDesignも同じです。

1.メニューバーから[ウィンドウ]を選択し、[スウォッチ]を選択します。
[スウォッチ]パネル右上のメニューから[新規スウォッチ]を選択します。

新規スウォッチの作成方法

2.[新規スウォッチ]の[名前]を、使用する特色に応じて「Clear」「White」「Special」のいずれかにします。
必ず、1文字目が大文字の半角文字で入力してください。
[カラータイプ]は[特色]を選んでください。

使用する特色 名前(1文字目が大文字の半角)
クリア Clear
ホワイト White
ゴールド、シルバー Special
Clear
White
Special

[カラーモード]と割当てる色は何でもOKです。
ここでは、カラーモードをCMYK、色は「Clear」C100%、「White」Y100%、「Special」M100%にしています。

3.これで[スウォッチ]パネルに特色用の色が追加されます。
Adobe InDesignでも同様の手順でスウォッチを追加できます。

Clearスウォッチ

データ作成(基本)

特色データ作成方法について、サンプルを例に解説していきます。
ここではCYMKデータにクリアを乗せる手順を紹介しますが、
他の特色についてもスウォッチの名称を変更することでデータを作成出来ます。

1. 通常のCMYKデータを作成します。

データ作成(基本)CMYKデータ

2.クリア版のレイヤーを新規で作成(CMYKレイヤーの上に配置)し、
カラーに特色[Clear]のスウォッチを適用させます。

データ作成(基本)Clearデータ
データ作成(基本)レイヤー

3.CMYK版にクリア版を重ねて印刷するため、
クリア版のオブジェクトを全選択して、[属性]パネルの[塗りにオーバープリント]にチェックを入れます。

※CMYK版と抜き合わせ(ノックアウト)するためには、チェックは必要ありません。

データ作成(特色の先刷り)

特色は、基本CMYKの後に特色カラーを上から印刷を行いますが、特色カラーを先に印刷して、後からCMYKを印刷する方法も可能です。
例として、色の濃い紙に印刷を行うために、白押さえ(白引き)を行うような場合のデータ作成方法を解説していきます。

1. 通常のCMYKデータを作成します。

データ作成(先刷り)CMYKデータ

2.ホワイト版を引きたいオブジェクトをコピーして、新規作成したレイヤーにペーストし、カラーに特色[White]のスウォッチを適用させます。
ホワイト版のレイヤーは、CMYK版の下に配置しておきます。

データ作成(先刷り)Whiteデータ
データ作成(先刷り)レイヤー

3.CMYK版とホワイト版を重ねて印刷するため、
CMYK版のオブジェクトを選択して、[属性]パネルの[塗りにオーバープリント]にチェックを入れます。

4.[分版プレビュー]の[オーバープリントプレビュー]からホワイト版との重なり状態を確認出来ます。

データ作成(先刷り)プレビュー
データ作成(先刷り)分版プレビュー
白押さえの場合、同じ場所にホワイト版→CMYK版の順に印刷するため、若干のずれが出てCMYK版より白がはみ出して印刷される場合があります。
線が細いデザインなど、繊細なデザインは避けることをお勧めします。
白のはみ出しを防ぐには[パスのオフセット]で-0.1mmのサイズ調整を行うのがお勧めです。
逆に、ホワイト版を少し大きく調整することで、下地の紙色に輪郭を浮き立たせることが出来ます。
白おさえ見本

(色上質紙(黒)に印刷したサンプル画像)

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